こんばんは。関西生まれ関西育ち、九州の片隅で人生を嗜む男、ナツカです。
私が初めて遊んだTRPGは、何を隠そうソード・ワールド2.0でした。
剣と魔法のファンタジーな世界で遊べる、TRPGの代表作のひとつです。
30年以上の歴史を持っており、現在は最新作のソード・ワールド2.5が発売されております。
TRPGをちょっとだけ遊んだことがある妻にもおすすめしており、実際に一緒に遊んで大変に楽しみました。
が、数度遊んだ後、妻にこう言われてしまいました。

世界観がわかりづらかった……ルールブックのどこに記載されていたかがすごくわかりづらくて苦労した
実際、確かにソード・ワールドの世界観説明はルールブックのかなり後半に記載されており、しっかり読み込まないと世界観を理解することができません。
ちなみに、世界観はルールブックの「第四部 ワールド」の項目に詳しく書いてありますので、すでにルールブックをお持ちの方はそちらも合わせてご参照ください。
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そこで今回は、ソード・ワールド2.5の世界観についてざっくり3分くらいでお話しましょう。
ソード・ワールド2.5の世界 ~異世界ラクシア~

ソード・ワールド2.5の世界は「ラクシア」という名の異世界です。いくつかの大陸が存在する世界で、本作のルールブックでは「アルフレイム大陸」と呼ばれる場所が舞台となっています。
成り立ち
伝説によると、「始まりの剣」と呼ばれる3本の剣の力によって異世界「ラクシア」が作られたといいます。
時代
その後、始まりの剣に触れた事によって神となったものが現れ、人類が生まれ、いくつかの文明が興っては滅んだ後の時代が、舞台となる時代です。
直前の世界が滅んで、ちょうど200年くらいたった時代が想定されています。
文明レベル
機械技術が無く、産業革命が起こる前くらいの文明です。
今でいうところの「小説家になろう」等でよく見るファンタジー系作品で描かれる世界を想像していただければ結構です。もしくは、ドラゴンクエストで描かれるくらいの文明を創造していただければ。
ただ、直近に滅んだ文明が「魔法で機械を操る文明」だったため、その遺構を元に発展した文明を築く国も存在しています。
情勢
大陸各地の各地方に小さな国がいくつか興っていて、それぞれの国は特に戦争をするでもなく自由に行き来ができる程度には穏やかな統治が実現しています。
ただ、決して安全というわけではなく、後述する蛮族と呼ばれる種族やモンスターなども生息しており、ラクシアの住人は度々これらの脅威にさらされたりもします。
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ラクシアの住人

ラクシアに住んでいる種族は、概ね人族と蛮族、その他の生物に分けられます。
プレイヤーは人族の冒険者として自分のキャラクターを作り、冒険していくことになります。
対して蛮族やその他の生物は、概ねキャラクターの敵や障害として登場することが多いです。
人族
ラクシアに住んでいる知覚種族の一群です。
我々と同じ人間のほかに、ファンタジー作品でよく耳にするエルフやドワーフといったおなじみの種族、ラクシアならではの種族など、多様な種族が人族として分類されています。
ソード・ワールド2.5基本ルールブックに実装されている基本的な種族一覧はこちら。長いので畳んでおきます
- 人間:我々と同じ種族です。特出した能力は持ちませんが、扱いやすい能力値をしています。
- エルフ:耳が長くて寿命が長い種族です。細身ですらりとしており、水と相性がいい種族です
- ドワーフ:背が低くてがっしりした種族です。力強く精神力も高く、火が効かない特性があります。
- タビット:二足歩行する兎のような種族です。好奇心旺盛で知力が高く、勘がよく働く特徴があります。
- ルーンフォーク:魔法で動く機械から生まれた種族です。体の一部に機械が露出しているのが特徴です。
- ナイトメア:あらゆる人族から低確率で生まれる種族です。頭に小さな角を生やしていて、体内に穢れと言う力を宿し、忌み子として畏れられることがあります。
- リカント:半分獣、半分人間のような種族です。獣耳と尻尾をはやしており、人狼のように頭部を獣に変化させることができます。
- リルドラケン:人型のドラゴンのような種族です。背が高く翼をもち、尻尾を生やし、固い鱗で体表が覆われています。
- グラスランナー:体が小さい旅好きの種族です。成人しても人間の子ども位のサイズで、MPを持たない種族です。
- メリア:植物から人間の姿になった種族です。人間そっくりですが体のどこかに花が咲いており、感情の起伏によって咲いたり萎れたりします。
- ティエンス:古代文明において人間と魔物を合成して生まれた種族です。近くの仲間とテレパシーで意思疎通ができます。
- レプラカーン:大きくて毛の生えた耳を持つ小柄な種族です。地下や遺跡に好んで住み着き、姿を透明にすることができます。
蛮族
体内に穢れと呼ばれる、魂の汚れを多く宿した種族です。
ゴブリンやトロールと言ったファンタジーではおなじみの野蛮そうな亜人、半龍人のドレイクと言った知能が高くて強力な種族まで幅広く存在しています。
かつて強い生物を作ろうとした神によって生み出されたといわれており、この蛮族の一大侵攻によって直前の文明は滅びたとされています。
その他の生物
人族や蛮族以外にも、ラクシアには多様な生物や種族が生息しています。
狼や熊と言った獰猛な動物、ゾンビやスケルトンと言ったアンデッド、ゴーレムのような魔法生物、ユニコーンやドラゴンのような幻獣など、凡そファンタジー世界で遭遇する架空生物がたくさん生息しています。
プレイヤーの立ち位置
プレイヤーの皆さんは、冒険者と呼ばれる身分でキャラクターを作ります。
冒険者は、”冒険者の店”と呼ばれるギルドに所属して様々な仕事を請け負う職業です。小説家になろう等でよく見る、ギルドと冒険者の関係を想像してくだされば結構です。
実際、ソード・ワールド2.5のシナリオはギルドから依頼を受けて、その依頼を達成すればシナリオクリアとなるのが一般的です。
冒険者は、猫探しや失せ物探しと言った街を駆けまわるものから、ダンジョンの攻略、モンスター討伐などシナリオによってさまざまな依頼をこなします。
キャラクターのジョブ

ソード・ワールド2.5は剣と魔法のファンタジーな世界なので、冒険者たちは剣や魔法を使って、脅威を排除するのが一般的です。
重い鎧を着て剣と盾で武装した剣士や、炎や雷を操る魔導士といった戦い方を表すジョブがいろいろあります。
一方で森や洞窟で足跡を探ったり身を隠したりする探索者、薬草や毒物に詳しい野伏、魔物や言語に精通した学者など、補助をつかさどるジョブもあります。
これらを組み合わせてあなたがどんな冒険者になりたいかを考えてキャラクターを作っていくのです。
まとめ
- 冒険の舞台は異世界ラクシアで、いくつかの文明が興っては滅んでいる
- 200年前に一つの文明が滅びており、いまは産業革命前位の文明レベル
- 人間やエルフ、ドワーフと言った人族や、ゴブリンやトロールと言った蛮族も住んでいる
- 冒険者と言う職業のキャラクターを作って冒険をする
以上が、ソード・ワールド2.5の基本的な世界観です。これ以上の詳しい説明は、少なくともキャラクターを作る際には知らなくても何とかなります。
尤も、全部書いてしまうと著作権とかその辺に差し障ってしまいますのでね。詳しくは実際に買って読んでみてくださいね。
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